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ちょっといい話

今、学校の畑では、2年生の生活科の学習で育てている野菜が食べ頃の時期を迎えています。毎日のように、2年生の子供たちは収穫した野菜を嬉しそうに見せてくれています。今朝もいつものように、収穫した野菜を畑から教室に持ち帰ってきました。トマトを袋に入れて持っていた2年生の男の子の後ろに、6年生のYさんがたくさんのきゅうりを抱えて歩いていました。「そのきゅうり、どうしたの?」とYさんに尋ねると、「トマトが潰れるから、持ってあげている。」と答えました。確かに、一緒に袋に入れるとトマトが潰れてしまいそうなほど、大きくてたくさんのきゅうりでした。Yさんは2年生教室の、男の子の机まできゅうりを運び、自分の教室へ戻っていきました。

Yさんの素敵な姿を見て、下級生も「こんな6年生になりたい!」と思ってくれていたらいいなと思います。